2018年時点で、約17%の空き家があります。
これが、2033年には、「約3割が空き家」になります。
これから、団塊の世代が70歳を超えてきます。
空き家は、うなぎのぼりの急増です。
人口減の中で、「次々出てくる空き家」を利用、活用することは、ほぼ無理です。
早めの空き家対策、予防が必要です。
空き家関連(発生予防も含む)相談は、こちらから
現在高齢者の2人暮らしの世帯では、将来空き家になる可能性が高いと思われます。
例えば、東京西部では、以下のようなところは、可能性が3割ほどになります。
都心に比較的近くて、市街地が古めのところです。
空き家が3割を超えると、その地域がスラム化する可能性が高くなり、要注意です。
練馬区、杉並区、三鷹市、中野区
狛江市、小平市、国分寺市、府中市、小金井市、武蔵野市、西東京市、多摩区
分かりやすい話をすれば、「空き家が、空き家として価値を維持できるのは、約1年」
それ以上たつと、管理したくなくなる、物件の劣化がひどくなる、周辺に悪評がたつ、思うように売れないなど、悪いことが積み上がり、段々難しくなります。
「空き家の寿命は、1年」なのです。
この「1年間」になんとかしなければ、なりません。
1.何かが起こるまで、何もやらない。←ここが問題
2.突然の病気、介護、死亡
3.あわてて緊急措置をする(入院、入所)
4.入所⇔入院⇔自宅を行き来する。
5.死亡・相続発生
6.時間がかかり、やっと遺産分割(共有、遺留分、調停、もめごと)
7.相続税の申告のみ(そのままのモノ、家、土地→物置化)
8.不動産は決まらない。わからない。(使う、貸す、売る・・決断と具体策は?)
9.不動産が放置状態。モノが捨てられない。⇒当面の管理のみ。
10.数年~長期の放置状態(物件の劣化⇒特定空き家になる?)
資金・資産が生かせず、リスク(損害賠償)と出費(税金、管理費)が増えます。
所有者が亡くなって、また相続になる可能性があります。
親の家・土地について、今のうちに何とかしておきたい場合は、こちらへ
空き家関連(発生予防を含む)の相談は、こちらから
本人が、認知症になると、実家や空き家を売ることも、どうすることもできない。
本人が亡くなるまで、ほぼそのまま、長時間で家の価値が大きく減りがちです。
認知症になっても、売却などできる仕組みがあります。
このような場合に、上手く使うことができるのが「家族信託」です。
少し複雑な制度でもありますが、理解いただいて、空き家対策として使えます。
詳しくご説明しますので、ご連絡ください。
家族信託のメリットや使い方事例はこちら
相談予約や簡単な質問は下記へ
03-3430-9011
電話受付時間:9:00~20:00(土日祝も可)
※面談などで出られない場合、後で折り返し掛けます。
相続や遺言の本格的相談は、面談をお勧めします。(無料相談30分あり)
不動産(空き家も)を売ると、通常譲渡所得となり、そこに税金がかかります。
ただ相続日から計算して、3年の年末までに売ると、この譲渡所得から3000万円が控除されます。(つまり、税金計算上、税金が安くなります。今のところH31年末まで)
家屋が取り壊されていても、その土地だけでも対象です。
<主な条件>
ここに、亡くなった人(被相続人が住んでいた)こと。
亡くなる直前に、被相続人以外が住んでいない事。
ただし、相続後、売るまでに、利用している(事業とか貸付)とダメです。
昭和56年5月31日以前に建築されたもの。(マンションは除く)耐震性のないものは、耐震性を持たせるリフォームなどがされていること。
・と今は、「シェアの時代」が来ています。
昔は、晴れ着も、車、家も全部自前で買うのが当然でした。
モノを持っている=「裕福」という感覚です。
しかし、もうその価値観は、無くなってきました。
「必要な時に、必要なものがあれば良い、便利に使う」と言う時代。
必要な時に手に入れ、いらなくなったら処分。
モノを持つことは、「余計なコスト」「場所をとる」ことに気が付いたのです。
また、モノを持つことは、「引越しなど、動きづらく」なります。
いろいろなものが、「レンタル」になっています。
車もカーシェア、自転車も借りるのが繁盛し、使わなくなったモノはネットで売る。
家・土地も当然、この流れになっていきます。
空き家関連(予防を含む)の相談は、すべて無料です。(こちらから)
相談予約や簡単な質問は下記へ
03-3430-9011
電話受付時間:9:00~20:00(土日祝も可)
※面談などで出られない場合、後で折り返し掛けます。
相続や遺言の本格的相談は、面談をお勧めします。(無料相談30分あり)
空き家になってしまったら、即刻「空き家関連の専門家」相談することです。
いろいろな調査から、時間が経ってしまうほど、面倒になり、良い結果になりません。
空き家の専門家と言っても、不動産関連の専門家や法律関係者では不十分です。
なぜなら、空き家問題は、「人の問題で起こっている」からです。
人や不動産の全体の情報を整理できて、方向性を出せる人が必要です。
人の問題として受け止めてくれる人で、かつ不動産にも明るい人でないといけません。
ある試算によると、毎年新築が45万戸で良いのに、毎年90万戸もつくられている。
将来は、住宅過剰になることは確実で、価格は、30年で60%も下落すると言われる。
戸建は、新築から15年で、一気に価格が下がる。
地方や郊外だけでなく、都内、世田谷区でさえも、空き家が増えています。
遠からず、粗大ごみ化して、あちこちに発生して、処理に困ることになります。
「住宅は資産」という、過去の常識が崩れる日がきます。
空き家、親の家で困ってい場合は?
相談予約や簡単な質問は下記へ
03-3430-9011
電話受付時間:9:00~20:00(土日祝も可)
※面談などで出られない場合、後で折り返し掛けます。
相続や遺言の本格的相談は、面談をお勧めします。(無料相談30分あり)
景観も衛生上も悪い空き家
周囲にあると不安になる。
空き家は、ただの「金食い虫」でしかありません。
ある試算によると、以下のようなお金が毎年掛かります。
固定資産税:年15万円、都市計画税:年3万円
光熱費:年1万円、長期修繕費:年10~20万円
修繕費:年5~10万円
庭木、草刈、剪定:年10~20万円
概算合計:年45~70万円
塀が倒れたり、瓦など人に当たり、ケガや死亡すれば、「多額の損害賠償請求」もあります。
実際、死亡すると「賠償金1億円」もあり得ます。
マンションの場合は、管理費や修繕積立金がかかります。
使ってもいないのに、非常にお金が掛かります。
一刻も早く対応を考えないと、ドブにお金を捨てている状況になります。
ただ、管理しても良いことなし!
民間で、空き家に困っている方の。定期的な巡回や確認、いくつかの作業もする管理サービスがあります。
2、3カ月ならともかく、ずっと管理しているだけでは、「問題の先送り」にしかなっていません。
年々のコストが掛かります。
年々物件は、ものすごいスピードで劣化します。
自分や家族が使う、賃貸とか、売るとかで悩んでいる場合ではありません。
「早い決定」が何より必要です。
情報が少ないとか、よくわからないことがあれば、相談して早く解決ください。
相談予約や簡単な質問は下記へ
03-3430-9011
電話受付時間:9:00~20:00(土日祝も可)
※面談などで出られない場合、後で折り返し掛けます。
相続や遺言の本格的相談は、面談をお勧めします。(無料相談30分あり)
空き家は、周りの人からかなり悪く思われています。
台風が来たら、あの屋根や壁が飛んでくるのではないか?
地震が起きたら?火災になるのではないか?水害になったら?
動物が住みつく、白アリが発生するのでは?・・・
地球温暖化で、台風、大雨も激しくなり、活動期で、各地で地震、火山も活発化しています。
人が住んでいるだけで、お隣さんは安心です。
しかし、そこに人が住んでいないと、それだけで「管理されていない」と思われます。
実際、見る見るうちに、荒れ果てて行きます。
被害が発生するかどうかに関わらず、周辺の人は、かなり心配で暮らしています。
ちょっとでも何かあると、すぐ持ち主、役所などへのクレームになりがちです。
将来売る時などにも、これが悪影響にもなるかもしれません。(気持ちの問題)
空き家、親の家で困ってい場合は?
法律で、「土地の工作物の責任」というのがあります。
簡単に言えば、建物や工作物の所有者は、損害賠償の義務があるということです。
瓦が飛んだ、壁が落ちた、ブロック塀が倒れた・・・
何か損害が発生したら、その建物や工作物を持っている人(所有者・占有者)の責任です。
人が大けがをした、亡くなったらどうしますか?
台風や地震が多い時代に入ってきました。
空き家では、費用的にも、手間ヒマ掛けて管理できませんね。
さあ、どうしますか?
親の家、空き家で困ってい場合は?
周辺に活気がある、人の気配がする住宅地と、空き家が多い住宅地。
夜に明るい住宅地と、暗い住宅地。
さて、あなたはどんなところに住みたいですか?
言うまでもなく、活気がある、人気がある、夜も暗くない所に住みたいでしょう。
周りに空き家がある、隣に空き家があるところは、このようなことで嫌われます。
人は、その家だけではなく、周りの環境も気にして買っています。
こんな空き家が多い地域は、段々と人が寄り付かなくなります。
新しく住む人が減っていく。
空き家が、連鎖的に増えて行きやすいです。(空き家が、空き家を呼ぶ)
当然、土地や家の資産価値が落ちて行きます。
開発や分譲がされた地域は、ほぼ同年齢の人が沢山住んでいます。
短期間に空き家が増えたり、資産価値が落ちることになります。
親の家、空き家で困っている場合は、こちらへ
周りは、あなたと違った目で見ている
週に1回使う、月に1回行く、夏だけ使う・・・
などのように、時々しか使わない家があります。
本人は、時々使っているから、「空き家」ではないと思っています。
しかし、普段は人気がない、夜は大体が真っ暗。
これでは、見かけは、「空き家」と同じ。
周囲からは、恐らく空き家と見られています。
何か不気味で、クレームが発生しやすいということになります、
相談予約や簡単な質問は下記へ
03-3430-9011
電話受付時間:9:00~20:00(土日祝も可)
※面談などで出られない場合、後で折り返し掛けます。
相続や遺言の本格的相談は、面談をお勧めします。(無料相談30分あり)
空き家を今後どうするか?と聞かれた時に、3~4割が自分か親族が使うと答えます。
しかし、現在明確な計画がない限り、多くは使わないです。
使っても、短時間利用程度。
よく、モノを捨てようとすると、「あっ、それは使うから、捨てないで・・」といっておきながら、結局使わなかったという経験が誰しもあるでしょう。
1年使わないものは、結局使うことはほとんどないのです。
空き家も同じ。
今ハッキリした計画がないものは、ほとんど使いません。
さらに、思い出があるので壊したくない、売りたくないという気持ちもプラスされます。
実際、数字を見ると、5年10年、それ以上放置されたままというものが多いです。
空き家で困ってい場合は?
先祖代々の土地だから、自分が勝手に売れないというパターン
だから、少なくとも誰か身内が使って欲しいということでしょう。
これも、古い価値観と言えるでしょう。
あなたが守っても、あなたの子供は、恐らく守らないでしょう。
そのような価値観は、もう時代に合わないのです。
このような価値観は、昔農業をやっていて、土地に価値があり、生涯その土地に住んでいた時代、長男が相続した時代の価値観です。
今、均分相続で、農業もやらず、人が都会に流れて行く時代では、子供に負担を背負わせるだけで、誰も喜びません。
土地が売れなくなる前に、何とかしましょう。
空き家で困っている場合は?
空き家で多くの場合が、物置になっています。
人は、場所があればあるほど、モノを保存します。
空き家は、都合がよい「空きスペース」をつくります。
捨てても良いが、捨てられないものは、ここに保存されます。
自宅で、引越しがない人は、モノをドンドン貯めて行きます。
それが積み重なると、家全体が物置になります。
今度は、この物置が片付けられないことが原因になって、空き家はさらに放置されます。
ですから、置き場所にならないように、早く処分することが必要です。
空き家で困っている場合は、こちらへ?
このように、聞くと「いずれ売る」とか「いずれ貸す」とか回答する人が多いです。
しかし、今具体的に実行、計画がない限り、放置されていきます。
現実に、5年、10年、それ以上も放置されていることが、非常に多い。
放置されれば、売りにくくもなり、そのままで貸すこともできません。
取壊しや修繕、測量・・・いずれにしても、お金が掛かる話になる。
人気がある土地は別として、今後今の値段では到底売れません、貸せません。
「人に貸す」という場合は、やはり売りたくない、過去の思い出を背負っているようです。
貸すことは、現実としてかなり難しいです。
自分が使いたい時に使えないし、便利でないと人も借りたくありません。
いま田舎の土地は、タダでも買わない・・この状況が都市部にもやってきます。
今出来ないことは、将来はもっと出来なくなります。
空き家で困っている場合は?
空き家は、維持管理が大変。段々面倒になってくる。
早く処分の目途をつけることが好ましい。
以下のように、放置されている空き家は、3~10年以上にも及ぶ。
相談予約や簡単な質問は下記へ
03-3430-9011
電話受付時間:9:00~20:00(土日祝も可)
※面談などで出られない場合、後で折り返し掛けます。
相続や遺言の本格的相談は、面談をお勧めします。(無料相談30分あり)
このままでは、ヤバい!
「特定空家」になる・・
ただ、今人が住んでいなければ、「空き家」
しかし、この空き家の状態が、段々悪くなり、もう周囲に悪影響が出ていて、放置すると危険、衛生上良くない、見栄えが悪いというような状況になると、市町村などから「特定空家」として認定されます。
すると、「指導、助言、勧告、命令」と進みます。
「勧告」段階になると、6倍程度、大幅に固定資産税などがアップします。
それでも放置されていると、「行政代執行」といって、行政側で取り壊す処置がされる可能性があります。
費用は、最後は、所有者負担です。
空き家で困っている場合は、ご相談ください。
多くの場合が、以下のような順番で動いていきます。
その結果、空き家になり、放置されます。
空き家になって、どうしようもなくなる前に、以下のような情報を調べて、対策を立てておくことが必要です。
多くの人は、何かあるまで「何もしない」。
その結果、空き家になり、放置する流れになっていく
家族信託の活用法の1つに、空き家を発生させないという方法があります。
早めに(契約能力があるうちに)家族信託の契約書を作っておきます。
これで、空き家の発生と放置を防止できます。(介護の費用の調達、親の健康維持)
自治体や自治体関連のNPO法人として、「空き家バンク」などがあります。
これで、「所有者と利用者とのマッチング」を図ろうとの考えですが、あまり機能していないといわれます。
数多くの空き家(欲しくないものが多い)が、上手くマッチングするのは、当然無理とわかるでしょう。
空き家で困っている場合は、こちらへ。
相談予約や簡単な質問は下記へ
03-3430-9011
電話受付時間:9:00~20:00(土日祝も可)
※面談などで出られない場合、後で折り返し掛けます。
相続や遺言の本格的相談は、面談をお勧めします。(無料相談30分あり)
資料請求
私に関わる
全ての人を幸せに!
代表プロフィールはこちら
「相続・遺言について、もっと詳しく知りたい」という方は、ぜひご一読ください。