不動産は、分けにくいもの。価値判断も別れるもの。
現実に不動産がらみのもめごとが、非常に多いです。(8割以上)
相続の約1割が、裁判所のお世話になります。(調停など)
このように数字では出てこないもめごとも、相当件数あるでしょう。
争いを避けるには、遺言が必要です。
自宅、アパート、田畑、何でも不動産であれば、同じです。
不動産を持っていたら、遺言は必らず必要になります。
相談予約や簡単な質問は下記へ
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相続や遺言の本格的相談は、面談をお勧めします。(無料相談30分あり)
自筆でも書ける、自筆の遺言書。
公証役場に行けば、作ってもらえる公正証書遺言。
たいていの人は、自筆はともかく、まず、「公正証書にすれば、十分だ」と思っています。
しかし、そうではありません。
下に例として挙げた項目については、ほとんど十分に考えられてはいないはずです。
なぜなら、こういうことを考えるためには、遺言者の状況、過去の経緯などをかなり詳しく聞かなければならないからです。
忙しい公証役場では、時間的、労力的にも、やろうとしてもできないはずです。
また、公証人は、不動産や財産、相続税、現実の人間関係の専門家ではありません。
公証人が分かるのは、法律面だけだと思ってください。
ですから、遺言書に書く内容は、専門家に聞きつつ、相当時間をかけて練らないと、あとで困る遺言書を作ることになります。
この専門家も、よくいる法律だけがわかる専門家、現実社会に疎い人ではいけません。
財産状況をよく調べて、言うことをじっくり聞き、よく考えてくれる人でないといけません。
公証役場では、文章を清書、確認するだけを依頼するのが確実です。
遺言と家族信託は、上手く使い分ける必要があります。
遺言は、本人1人が独断で書くもの。
家族信託は、家族の協力で運営していくもの。
ケースバイケース、あるいは補うものです。
以前は、亡くなった時に初めて使える遺言が主体でした。
今は、認知症対策や相続対策の両方にも使える、家族信託があります。
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正直あまり積極的にお勧めはしません。
一番の問題は、「文章が本人の自筆のまま」であるということです。
普通の人が文章を書くと、分かりにくい文章、誤解される文章を書きがちです。
遺言の文章は、誰が見ても、同じ解釈になること、書きミスなどないことが重要です。
保管だけを確実にしても、遺言の文章で争うことになっては意味がありません。
遺言では、財産の分け方ばかりを気にします。
しかし、それに劣らないくらい大切なこと・・
それは、「付言事項をしっかり書く」ことです。
付言事項の重要性は、全体の40%程はあります。
それくらい、分け方と同じくらい非常に大切です。
遺言の内容が、誰が見ても公平な内容であれば、良いかもしれません。
しかし、遺産に不動産があり、お金を分ける場合、全く公平にはわけられません。
逆に、全く公平に分けると、むしろ不都合、不公平、納得できないことも多いです。
不動産を2人で持分で分けたりすれば、あとが大変。(売る場合、使う場合)
誰か、1人にまとめる必要があります。
お金も公平にわけたら、介護で世話をした人は、贈与があった場合、公平では納得できない。
公平にできないなら、想いや理由などをしっかり伝えておくことが必要です。
そうしないと、相続人に納得して受け入れられません。
感情に訴え、事情を話し、納得してもらうための文章が必要です。
受け入れにくい内容は、後日や、将来の次の相続の時に、争いの火種になります。
しっかりと、納得できる説明や感情に訴えることができるのが、この付言事項です。
この付言事項が、しっかり良い文章で書いてあるかどうか?
これも、プロとアマチュアの違いです。
付言事項がない遺言書を書く、世間で「法律家」と言われる人もいます。
こういう人は、遺言の本質がわかっていないので、頼むべきではありません。
遺産分割や遺言書においても、不動産を持分で分けることがあります。
「長男に3分の1、次男に3分の1、三男に3分の1を相続させる。」というような内容です。
これを、「不動産の共有」と言います。
財産が上手く公平に分けられない場合、共有にしがちですが、これは「問題の先送り」をしただけです。
これは、絶対に避けるべきと言われます。
理由は、売却する場合、全員の意見が一致しないとできません。
貸す場合や、修理する場合でも、意見の一致は必要です。
兄弟間では、意見が分かれることが、非常に多いです。
特に兄弟間で共有すると、お互いに遠慮がなく、立場も一緒なので、後日のもめごとになる可能性が非常に大きいのです。
公平性などを求めて、仕方なく共有するなどということは、避けるべきです。
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母の遺言を作ることも、忘れずに重要です。
遺言の必要性は、父親だけではありません。
母の相続で、争いになる土壌が沢山あります。
なぜなら、父の相続で、母親も相当な財産をもらっているからです。
また、母親自身も、働いた自分の財産、母の家系からの財産があったりします。
そして、母親は、自宅などの分けにくい不動産を持っていることが多いです。
母親も、自分の医療や介護などで、相続人の誰かに、特に世話になったので、重点的に資産をあげたいと言う希望があります。
また、父親のあとは、母親の相続になって、これで親がいなくなり、重しが取れて、本気で兄弟間でのもめごとになりがちです。
父の相続で損をした相続人が、母の相続で譲らないということにもなりがちです。
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