生前整理が出来る人は、かなりしっかりした人です。

多くの人は、これができません。

特に戸建で、ずっと長い間住み続けている人ほど、大変なことになっています。

現場で見てきた専門家が言うには、生前整理をした人は、幸福な生活が送れる可能性がかなり高くなると言います。

生前整理をした人としない人では、「全く人生が変わる」とまで言います。

一方、しなかった人は、生き様が全く違うことになると言っています。

人生の結末が、生前整理をするかどうかで決まる、全く人生が変わると言っても、良いです。

誰しも、高齢になれば、動かなくなったり、面倒になったりします。

そうなる前に、生前整理をしておきましょう。

なぜ、生前整理が必要か？しない場合のデメリットを書きましょう。

1.モノがあるために、家庭内で転んだり、事故になる可能性が高くなる。

家の外より、家の中の方が事故になる確率は高いです。

転んで、入院でもすれば、足腰が衰えて、一気に歩けなくなったりすることにつながります。

寝たきりになる原因の1位は脳卒中、２位が認知症、3位が高齢による衰弱、4位が家の中での転倒や骨折です。

どれだけ危険かということです。

２．家の中がほこりっぽくなり、病気などに掛かりやすくなる。

モノが多ければ、当然掃除は行き届かなくなります。また、面倒になります。

その結果、家が汚れがちになり、見えない所でカビが生えています。家もかび臭くなります。

病原菌や細菌の巣になっています。

高齢者であれば、抵抗力が落ちています。すぐ病気になる原因です。

3.人生が後ろ向きになり、何もやりたくなくなってきます。

すべてが面倒になり、いろいろなものが目に入るたびに、関連した別のことを考えます。

探し物をするのも大変で、折角モノをとっていても、結局使いません。

モノから負のオーラが出ているので、すべてが悪い方向に転がりがちです。

生前整理をすると、気持ちが明るく前向きになるので、人生が変わる例が多いです。

４．亡くなった場合、家族などに大変な迷惑が掛かる。（遺品整理、空き家処分）

モノが積み上がると、誰も手を付けなくなります。

最後は、遺品整理で相当なお金が掛かります。

また、片付けや遺品整理も面倒なので、空き家状態で、倉庫になって家が古びて行きます。

最後は、ゴミ屋敷や取壊しということになりますが、それまでに大変な金額や労力が要ります。