エンディングノートは、いろいろなタイプがあります。

全部埋めようとすると、かなり大変だと思います。

頭や資料を整理する程度に書きましょう。

エンディングノートに、どんなに正確に、書いても遺言書にはなりません。

法律的効果は、一切ありません。よって、遺言書は、別に書きます。

あくまで「情報整理の感覚」で書いておけば良いと思います。

銀行や保険、その他遺族が困らない程度のことを書いておきましょう。

また、万一のこともあるので、大事なところだけは、優先して書きましょう。

相続対策と認知症対策を両方カバーできる方法として、家族信託があります。

遺言を書かなければいけない場合が、いくつかあります。

ここに、代表例を書いておきます。（もちろん、他のケースもある）

ただ、このような場合は、絶対書くべきです。（公正証書のみ）

自筆は、論外です。（むしろ、トラブルになるケース多発）

子供がいない

財産に不動産（自宅を含む）がある

（被相続人には）兄弟がいる

介護などで面倒をかけそうだ

離婚・再婚がある

生前贈与した

行方不明・音信不通の人が、相続人にいる

相続人の仲があまり良くない（何かトラブルにつながる要因がある）

今、ものすごく空き家が増えています。（現時点で２割弱、いずれ３割になる）

ほとんどが、施設に入った、病院に入院した、相続したのがきっかけというケースです。

処分方法を早めに決めておかないと、結局長年放置されることに繋がります。

ここは、不動産の専門家の知恵を借りないと、自分では無理です。