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共有名義の不動産をどうする?

不動産の共有とは、落とし穴に落ちた状態。いつか苦労して出なければならない。

共有状態で不動産を持っている人は、非常に多いです。

どんな時に共有状態になるのかと言えば、相続の場合が多いです。

不動産は、原則1人で所有するのが基本です。

不動産でやっていけないことと言えば、「共有」にすることです。

共有というのは、中途半端な状態です。

遺産分割などで、共有にすることは、解決ではなくて、中途半端に放置する、問題を先送りしたと言うことです。

共有にすることは、「落とし穴に落ちた状態」とも言えます。

入るときは簡単でも、出るときに非常に苦労することになりがちです。

一般に共有者の話し合いで解決することは、難しいことも多いです。

もし共有になっていた状態で、次の相続が発生するともっと面倒になります。

分けようと思っても、関係者が複数~10人になることもあります。

その解決にかかる時間と費用は、相当のものになります。

もし共有になっていたら、自分の代で終わらせないと大変です。

共有不動産を解消する方法

  1. 全部売却
  2. 一部売却
  3. 持分買取
  4. 持分放棄
  5. 持分移転
  6. 分筆
  7. 共有物分割請求訴訟

不動産全部を売却する方法

一番シンプルな方法です。

共有者全員で合意して売却し、金銭を所有者全員で分けることです。

問題としては、1人でも反対するとできないことです。

共有者全員が仲が良い場合には、使える方法です。

持分の一部を売却する(第3者に売る)

自分の持ち物なので、他の共有者と関係なく、自由に第3者に売れます。

この場合に、実際に買い取るのは、専門の業者(あるいは投資家)になります。

このような買い取る人は、多くは法人で、投資、資産運用として買い取ります。

買い取ったものは、転売や他の共有者からも買い取ったりして、解決していきます。

買い取り業者は、かなり安く買い取ることになりがちです。

かなりよく用いられる、現実的な方法です。

とにかく共有を解消したい、自分の代で終わらせたい、現金化したいなどが希望理由です。

あまりお互いに仲が良いとは言えない場合には、良い方法です。

持分の買い取り

売却だけは嫌な場合、その人に買い取ってもらい、単独で所有する方法です。

いくらで買い取ってもらうのが良いのか?などの鑑定が必要です。

安すぎると、贈与と判定される可能性があります。

持分移転

不動産を売るのは嫌だ。買い取るのであればいいと言う場合、他の共有者に売ることです。

しかし、価格で合意することが難しいことも多いです。

持分放棄

自分の持分を、他の共有者に、持分の割合に従って配分する方法。

持分の放棄は、単独で出来ます。ただあまり利用はされていないのが、現状です。

「持分放棄」の登記の場合は、他の共有者の協力が必要です。

無償で渡すことになるので、通常の不動産であれば、かなり難しいです。

土地の分筆

分筆とは、1つの土地を、2つ以上に、現物で分けることです。

分筆後は、実際の不動産の持分割合で価値が分けられなくてはなりません。

道路がある土地とない土地とか、同じ地域の土地、面積でも、形状や道路などの状況によって価値が違ってきます。

この場合は、金銭などで調整することになります。

共有物分割請求訴訟

裁判所の判決で共有を解消していく方法です。

どの場所を欲しいとか、具体的に言う必要はありません。

裁判所が、裁量で決めていくことになります。

メリットは、必ず分割できること、デメリットは思うようには分割できないことです。

現物分割の話を持って行っても、代償分割になることもあります。

まずは、現物分割を考えますが、難しいようなら代償分割や、競売になることもあります。

物理的に分割できる場合でも、現実的に実使用上の問題があれば、行われません。

代償分割が難しい場合は、競売になりますが、価格がかなり低下することになります。

もし、賃貸に出していた不動産の場合、賃借人から損害賠償を請求されることもあります。

費用や時間がかかることが多いので、使いにくいです。


 

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相続で共有にする場合に決めておくこと

あくまで基本は、共有にしないことです。

どうしても共有にする場合は、遺産分割協議で以下のようなことを決めておきます。

1.不動産の管理方法・・不動産を修理・リフォームする場合の費用負担など

2.共有者の1人が住む場合・・家賃について、払うかどうか?

無償で済む場合は、使用貸借契約書などが必要でしょう。

3.家賃の分配方法・・共有者の1人が住む場合の、他の共有者への支払いについて。

賃貸借契約書も必要でしょう。

4.将来の売却について・・いついくらくらいの値段で売却するか?の見込み

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